体の中は原則的に無菌状態ですが、例外的に多くの細菌が住んでいる所があります。その1つにあげられるのは消化器官です。もともと消化管にはわるい細菌から身を守るためによい細菌がたくさん住んでいました。食物などから侵入してきた害のある細菌はこれらに守られながら、定着することなく肛門から排泄されていたのです。しかし近年、環境や生活週間の変化、食生活の変化などにより本来人体に無害であった細菌が病原性を示し始めたのです。口の中では症状の現れない細菌でも、消化管を通じて肺や心臓に達した場合重篤な感染症を引き起こすと言われています。特に体力や免疫力の低下した高齢者などは、これらの細菌が致命症となるケースが増加傾向にあります。これは近念、社会問題としてクローズアップされています。これらの疾患の予防法としては、細菌の入り口(口腔)を清潔にすることが最も効果的であると言われています。
細菌の話 1/2