細菌は自分にあった環境をつくる能力を持っています。なかでもミュータンスレンサ球菌と呼ばれるムシ歯の原因菌は、口の中に侵入すると唾液と作用して歯の表面にはりつきます。さらに砂糖などと結びつきその数をどんどん増やし、やがてそれらを覆うようにして細菌の膜をつくります。この膜はバイオフィルムと呼ばれています。

この細菌の膜は抗生物質のような薬剤も浸透しにくく、細菌の理想的な住みかとなってしまいます。様々な細菌の膜の中でもミュータンス菌のバイオフィルムは厚く、粘性も強いため除去が困難になってきます。

一度できてしまうとブラッシングやフロッシングでの除去が困難なため、歯科衛生士によるPMTCによる除去が必要になってきます。

細菌の話 2/2
                                                                  細菌検査について