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| 002)デーモンシステム |

ハイテクワイヤーの秘密
弱い力でも歯が早く動くもう一つの秘密は使用するワイヤーにありました。

デーモンシステムでは、形状記憶合金で出来たワイヤを使用します。 
  
   形状記憶合金とは、あらかじめ決めておいた形状にある一定の温度になると戻ろうとする性質を持った金属です。
デーモンシステムで使用するワイヤーは、形状記憶合金のワイヤーの中でもとくに永久変形が少なく、持続的なゆるい
力を長い時間にわたって発揮することの出来るワイヤーです。

このようなワイヤーを使うことによって、従来のワイヤーのように調整をした直後の数日間だけ強い力が働いてしばらく
痛み、その後は休止状態になるというようなことがなくなります。弱く持続的な力が継続的に働くために不快感がすくなく、
快適な治療が受けられます。

強い力を使って歯を強引に動かそうとすると、歯を支えている組織はそれに抵抗しようとして変化し、一時的にかえって
歯は動きにくくなります。 そこでさらに強い力を加えてその抵抗する組織を破壊して強引に歯を動かそうとしてきたのが
これまでの矯正治療でした。

それでも結果的には組織の修復力のためにそれほど大きな問題は起こりませんでしたが、組織の破壊と修復を繰り返し
ていたために移動と停滞を繰り返し、てかえって歯のうごく速度は遅くなっていました。

デーモンシステムでは歯の周囲の組織が健全に反応できる範囲の力で歯を動かしているために、少しずつでも連続的に
絶え間なく動くためにトータルでは早く歯が動くことになります。

弱い力で歯を動かすと歯が早く動くだけでなく、もっと大きなメリットがあります。 それはワイヤーの力が弱いために、
無理やりに歯をうごかすのではなく、筋肉や舌の筋肉の力と調和したところへ歯が動いてくれるということです。

お口の中で周囲の筋肉との力関係でバランスのとれた場所に歯が落ち着いてくれると、治療後の後戻りが少なくなり
ます。  つまり術後の安定性がよくなくなるということです。

強い力で歯を無理やりに動かすと、いろいろな不都合なことが起こります。そのひとつは歯の根の長さが短くなるという
ことです。歯の根の長さが短くなると、必ずしも歯の寿命が短くなるということはいえませんが、あまり好ましいことでは
ありません。

矯正治療にともなって顎関節症が発生することが問題になっていますが、これも強い力で歯を動かすことに原因の
ひとつがあるのではないかと考えられます。弱い力で歯を動かせば、このようなことはある程度防げるのではないかと
期待しています。
 

治療前
矢印
治療後