| 歯牙表面の除菌 |
| 3DS法では歯牙表面のバイオフィルムの菌の構成を、ミュータンスレンサ球菌を含まない バイオフィルムに変更するために、一旦歯牙表面の細菌をすべて除菌します。 歯牙表面の除菌をするためには抗菌剤を使用しますが、バイオフィルムの上からでは歯牙 の表面に抗菌剤が到達できないために歯牙表面の除菌はできません。 そこでまずPMTCなどの手段で物理的にバイオフィルムを除去する必要があります。 |
| ステップ2 |
| バイオフィルムが取り除かれた後、Drugg retainer に抗菌剤をいれて歯牙表面の除菌を おこないます。Drugg retainer を使用すると歯牙表面にだけ抗菌剤を効率的に適用する ことができます。口腔内では舌や唾液などにより歯牙表面に効率よく薬剤を適用しにくい ところですが、Drugg retainer を用いることで一定濃度の薬剤を一定時間、適用することが できます。Drugg retainer にいれて用いられる抗菌剤としては現在のところクロルヘキシジン とポピドンヨードが用いられています。 |
| ステップ3 |
| すべての細菌が除去された歯牙表面も通常の清掃を続けているかぎり、またもとの 固有の菌層がもどってきます。そこで Drugg retainer を用いて約1週間、フッ素を 歯牙の表面に適用し続けます。フッ素はミュータンスレンサ球菌の増殖を抑制しますので、 新たに形成されたバイオフィルムの中にはミュータンスレンサ球菌が含まれなくなります。 このバイオフィルムはミュータンスレンサ球菌に対して歯牙の表面をまもるバリヤーとして 働き、比較的長い期間う蝕を抑制します。 |
| PMTC |
| 抗菌剤による除菌 |
| フッ素によるミュータンスレンサ球菌の排除 |
| ステップ1 |