| う蝕のリスク判定 |
| ムシ歯になりやういかどうかを判定する |
| 世の中にはムシ歯(う蝕)になりやすい人と、なりにくい人がいます。 どんなに甘いものを沢山食べても、そんなに歯を磨かなくても、ムシ歯にならない人がいます。 また、その逆の人も沢山います。その違いはどうして出来るのでしょう。 ムシ歯ができるためにはいくつかの条件があります。それを調べるとムシ歯にかかり易い人かどうかを判断することができます。 ムシ歯になり易い条件を多く持っている人はその条件をすこしでも改善することができれば、ムシ歯の脅威から逃れることができます。ムシ歯のリスク判定はその後のムシ歯予防の対策を考える上で大変役に立ちます。 |
| 1)ムシ歯の経験 過去にムシ歯が沢山できて治療した経験のある人は、治療しただけで 原因となる条件を変えてなければ、これからもムシ歯になる確率は高いと 判断します。 |
| 2)プラークの量 プラークが沢山ついたまま放置している人少ない人よりもはムシ歯になる 確率が高くなります。 |
| 3)ミュータンス菌の数 ミュータンス菌はムシ歯をつくる主役です。この菌が多ければ危険です。 数の大小には個人差があります。その差は幼少時に決まります。 (母子感染) |
| 4)乳酸桿菌の数 乳酸桿菌もムシ歯をつくる上では準主役級です。 乳酸をつくって歯を溶かします。 |
| 5)唾液の量 唾液は細菌が作り出した酸を中和して洗い流します。唾液の量が多い人は ムシ歯になりにくいのです。 5分間に分泌する唾液の量で判定します。 5mml 以下は危険です。 |
| 6)唾液の酸性度 唾液の酸性度は唾液が細菌の作り出した酸を中和する能力に関係 します。 酸性に傾いているほど危険です。 |
| 7)フッ素の使用状況 フッ素は酸に強い(溶けにくい)歯をつくります。また、ミュータンス菌の 繁殖を抑制します。 |
| 8)1日の飲食回数 間食を頻繁にする人はムシ歯菌への栄養補給と細菌が酸をつくるための 材料を頻繁に補給することになるので危険です。 |
| カリエスリスク報告書の見方 |
| 解 説 |
| ムシ歯の危険度を判定するための8つの要素 | |
| 1 | これまでのムシ歯の経験 |
| 2 | プラークの量 |
| 3 | ミュータンス菌の量 |
| 4 | 乳酸桿菌の量 |
| 5 | 唾液の量 |
| 6 | 唾液の酸性度 |
| 7 | フッ素の使用状況 |
| 8 | 1日の食事回数 |